黄斑変性症とは?

黄斑変性症はこれまで、日本では珍しい目の病気でしたが、40歳以上の中高年に
多く発症しています。

加齢黄斑変性症になると、物がゆがんで見えたり、視野の中心が見えにくくなったり、
悪化すると失明することも少なくありません。

失明者数では、緑内障や糖尿病網膜症のほうが上回っていますが、病気になった人の
失明率では、加齢性黄斑変性症ほうが高いのです。

網膜は、目から入る情報(像)を映し出す器官で、その中心部にあるのが「黄斑部」で、
黄斑部は光を感じる視細胞が集中していて、物をはっきりとらえたり、色の違いを
区別したりする能力に優れています。

黄斑部は、物を見る働きの主役ともいえます。

黄斑変性症の原因

黄斑変性症は、この黄斑部が変性(変化)する目の病気で、網膜に新しい血管が
入り込んで起こるタイプが大部分を占めています。

加齢黄斑変性症の原因については、はっきりと判明していませんが、目の血流不足による
新陳代謝の低下が重大原因だと考えられています。

網膜は新陳代謝が盛んな組織です。
新陳代謝の低下で、老廃物が溜まります。
老廃物を排出するために、新しい血管が伸びていきます。

新しい血管は、もろく、出血しやすいのが難点で、黄斑部に出血が及べば、
視細胞を破壊してしまいます。

黄斑変性症の予防

加齢黄斑変性症を防ぐためには、新陳代謝を高める、目の血流アップが肝要となり、
素早く促すには、足の運動が最適です。

足の運動が黄斑変性症の予防に役立つ調査もあり、運動量が多ければ、7割も減り、
毎日1キロ歩いただけでも3割減ることも実証されています。

筋肉の7割が足についています。
ウォーキングはいつでもどこでも誰にでも簡単にできます。
これを機会に習慣づけてみてはいかがでしょうか?






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